Web – 最近の検索事情 「not provided」

・Google Search Console(旧ウェブマスタツール)

ただし、GoogleアナリティクスもSearch Consoleとリンクさせれば検索ワードが取得できるようになるそうです。Search Consoleはウェブマスタツールが名前を変えたものだそうです。Search Consoleに該当するサイトを登録すると、Googleアナリティクスの「検索クエリ」で目的のワードを見ることができます。検索に関しては、Googleのツールを使うのが一番ということでしょう。

・検索ワード

以前は検索エンジンからの訪問とその検索ワードに一喜一憂していましたが、最近はその検索ワードが取得できなくなったようです。これは、Googleが検索ページをhttps通信に変えたからだそうです。httpsからhttpのサイトに遷移する時、リファラー(リンク元情報)が空になるのが原因のようです。httpsは暗号化通信ですから、様々な情報を見えなくすることは当然といえば当然のことかもしれません。Yahoo!の方はまだhttpなので、取得できていますが、いずれはhttpsになるのかもしれません。

・検索に依存しない
このことから考えられることは、検索ワードに一喜一憂するのはやめた方がいいということです。サイトの内容をよくして、検索でなくても、お気に入りやサイト名で直接来てもらうように努力することが必要です。それでも訪問がなければ、必要性がないサイトというこで、一般からのアクセスは諦めた方がいいのかもしれません。

・Googleアナリティクスでもだめ

なお、「Google アナリティクス」を使用すれば、googleの検索ワードは取得できるようなので、今のところ問題ないという意見も多くありました。
しかし実際使ってみると、Googleからの訪問は「not provided」と表示されて、検索ワードが空ということになってしまいます。Googleアナリティクスだけでは、さすがのGoogleでも送信されていないリファラを再現することは不可能なようです。

・検索アクセスは一時的?(10/13)

IT-azusaへ検索エンジンからのアクセスが始まったと思ったのですが、一時的なものだったようです。公開した最初の頃は珍しさもあってアクセスがくるようですが、これはすぐに治まるようです。
・一億総検索
現在はツイッターや相互リンクのブログといったリンクが全ての時代ですので、普通のページはほとんど検索には出てきません。ネットの情報が一般的な貧弱なものになっています。Google一社のロジックだけですから仕方のないことですし、一億総検索の時代では、ユーザーの方もこの程度分かればいいということでしょう。
・上質な情報が沈む
少し前ですが、server2012のトラブルは情報がなくて大変苦労しました。上質でもあまりメジャーでないサイトの情報は、一般的な情報の影に隠れてしまう傾向があるような気がします。

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