プリウス – トラクションオフが可能に

トラクションオフ

今日、ようやくプリウスをリコール修理に出しました。昨年のリコール2本分ですが、時間(3時間)がかかるということで、のびのびになっていました。
少し前に、別件のエンジンの不調の件で修理にいった時に、「雪道でのプリウスの立ち往生の話」がでました。
トヨタの営業マンは、ハンドルの右下についているトラクションオフのボタンを押せばいいといいました。自分は、それがないから、冬は、プリウスは使いものにならないという話をしました。若い営業マンは、トラクションオフボタンのついていないプリウスを売ったことがないようでした。
そこで営業マンは、修理士にボタンのないプリウスのトラクションオフのやり方を聞いてきてくれました。

ブレーキを踏まずにスイッチ2回。
メーターが表示される。(アクセサリ状態)
アクセルを2回踏む。
ブレーキを踏んで、ニュートラルにする。
アクセルを2回踏む。
P(駐車)にする。
アクセルを2回踏む。
これで、修理モードの表示が出て、トラクションが切られます。
この状態で、ブレーキを踏んで、スイッチを入れます。
修理モードの表示が出たまま、エンジンがかかったままになります。
通常に戻すには、エンジンを切ります。

面倒ですが、トラクションが切れれば、雪道での脱出は可能になります。
さぞかし、寒冷地や北国から、クレームが多かったのではないかと思われます。今はアクアにも、新型PHVにも、トラクションオフのボタンが付いたようです。

6年経ちました(4/24)

寒かった4月も後半です。急に気温が20度を越すようになり、桜も一気に開いて、あわただしく散りました。
いずれにしろ、暖かいことはいいことで、ようやくプリウスの燃費が20km/Lを越しました。先日まで、普通のガソリン車だったのが、ようやくエコカーになりました。
震災の一週間前に購入したプリウスも、6年経ちました。最初の頃は30km/Lを越すこともありましたが、最近は20km/Lを越すのがやっとという感じです。
雪が積もると、動かなくなるのが心配で乗れないし、寒いと15km/Lくらいしか走らないプリウス。そろそろ魅力がなくなりました。
今は、寒冷地でも乗れる、いいハイブリットはないものかと、考えています。

日産ノートHV(12/6)

日産ノートが11月の新車車販売台数1位になったようです。アクアとプリウスがトップ独占だったのですが、ついに抜かれたようです。HV車が人気で、次はプリウスではないHV車にしようと思っていたので、いいニュースです。ただしノートHVにはまだ4WDがないようです。フィットHVには4WDがあるようですので、ノートHVもいずれ出るのではないかと期待しています。
2WDのHVや電気自動車は、完全な都市用ですので、寒冷地や急坂、雪道では使い物になりません。プリウスも4WDが出ましたが、かなり高額になり、寒冷地用に一応出しました、という高級車意識が見え見えで、買う気は全くなくなりました。
ノートHVはプリウスとは違って、エンジンは充電用だけ、完全モーター走行の方式のようですから、大変期待が大きいです。矢沢永吉のノートe-powerがこのHVのことのようです。完全モーター走行はトヨタともホンダとも違う、HVとしては初めての方式だそうです。

車中泊 ワゴン車が必須(4/21)

熊本地震で、車中泊がすごいことになっています。避難所も揺れて壊れる可能性もあり、考えてみると車が一番安全なのかもしれません。ただエコノミー症候で倒れる人も続出しているようです。
地震はひと事ではありません。現在プリウスに乗っていますが、次に車を変えるときはワゴン車にすることに決めました。まだ先ですが、次は社内が静かなセダンに変えたいと思っていましたが、今回のことでセダンは全くなくなりました。残念ですが、プリウスもありません。
自動車が大事だということを教えられました。中越地震の時も10万人が車中泊だったそうです。地震大国の日本です、車中泊のことも考えて車を選び、駐車場所も考える必要があります。余裕のある人はキャンピングカーが最高だと思いますが。

雪害でシャフトが緩む(3/30)

昨日、1月の積雪(氷)で壊れたらしいプリウスの修理に行ってきました。当時は着氷で、前輪の上の辺りがガタガタ鳴るのだと思ったのですが、先日車検を受けた後もまだガタガタうるさいので、販売店に診てもらいにゆきました。結果はハンドルと前輪をつないでいるシャフトの一部が緩んでいたとのことです。ガタガタ音はなくなりました。修理代は無料でした。

高級車になったプリウス

販売店には新型プリウスの試乗車がありました。価格が高くなったことを営業マンと話をしたのですが、「アクアとの違いを出すために格を上げた」ということのようです。4WDやリチウム電池を選んでゆくと、旧プリウスより100万円近く高くなりそうです。高級車になったプリウスには少し興味が薄くなった感じがします。次はなさそうです。

アイドリングストップ始まる(3/1)

寒冷地では、冬の間暖房を効かせると、ほとんどアイドリングストップしなくなります。その結果、燃費が14km/l台まで落ち込みます。冬は燃費では軽自動車に完敗します。同じガソリン車なら重いプリウスが負けるのは当然ですが。3月の声を聞くと、アイドリングストップが復活してきます。15kmくらいだった燃費も17kmくらいまで回復してきました。

震災から丸5年、2回目の車検(2/24)

プリウスの2回目の車検が終わりました。5年前のあの日の少し前、3月の頭にプリウスが届きました。いきなり雪が降って、翌日乗ることができませんでした。その一週間後くらいにあの大地震が起き、一気に不安な時代に入りました。プリウスのラジオから流れるのは「ACジャパン」フレーズばかりで、なんとも憂鬱な気分になりました。
プリウスの車検が来ると間違いなくあの日を思い出します。「日本の力なら…」と皆思っていましたが福島第一を含め、結局何も解決しないまま5年が経ってしまいました。もう日本には昔の活力はないのでしょう。

大雪と道路脇のプリウス(1/18)

25cmの大雪になりました。自分のプリウスはやめて4WD軽自動車を借りて出かけました。ノロノロ運転でしばらく行くと、道路の横にプリウスが止まっていました。広い道路の脇で商店の前でした。駐車してる感じでもないのでよく見ると、運転手がいて、ハザードを点滅させています。動かそうとしているようです。「はまったな」と思いました。普通の道で、平らです。雪の山でもないので周りの人はだれも気づきません。プリウス乗りだけが分かります。25cmの雪でも動かなくなるのがプリウスのすごいところです。10cm以上雪の積もったらプリウスに乗るのはやめたほうがいいと思います。

○安心の4WD軽自動車(12/17)

今日は朝から雪、場所によっては積もっています。プリウスはタイヤ交換していないので、休もうかとも思いましたが、家にある軽自動車が今日は乗らないということで、それを借りて出勤しました。軽自動車は新型MOVE、4WDで新品のスタッドレスを装着しています。雪道では、スタッドレスでも駄目なプリウスに較べると格段の安心感があります。寒冷地でのエコカーはやはり軽自動車ということでしょうか。雪が降るとプリウスは捨てたくなります。

○新型プリウスに4WD(12/10)

4代目のプリウスが発売になりました。4WDが追加されたと聞きます。雪道用の4WDかどうかは分かりませんが、もしそうだとすれば、日本ではなく海外の北の国からの要望だと思います。
だだ、4WDだから雪道に強いというわけではありません。雪道ではまった時に脱出できるかどうかは、トラクション(スリップ防止)を切れるかどうかにかかっています。プリウスは構造上タイヤの空転はできないようになっているようで、スリップするとタイヤは全く動かなくなります。そうなれば4WDも何もありません。スコップで掘り出すか、レッカー車を呼ぶことになります。
はたしてこの問題が解決しているかどうか。車高も低くなって、さらに雪道には弱くなったような気がしますが。
いずれにしろ当分の間、今のプリウスのままです。次に乗るとしたら、4WDの軽自動車を選ぶかもしれません。

○気温20度くらいが最高(5/7)
連休中、少し長距離(300km)を乗りました。現在燃費計は、27.5km/lです。これから、通常のちょい乗りになりますから、燃費は落ちてゆきと思いますが、久しぶりにいい数字がでました。高速道では、エアコンも入れましたが、それでもこの数字が出て、今が一番いい季節かもしれません。高速道で90km以上出すと、プリウスはエンジンが止まらなくなります。しかし、十分な車間距離が取れて、自分のペースで運転できると、100km以上出しても、結構、燃費を伸ばすこをができます。混雑したり、頻繁に追い越しをしたりすると、とたんに燃費は落ちます。それでも普通のガソリン車よりはいいですが。

○春になり燃費が少し回復(4/2)
プリウスにとっては、最悪の長い冬が終わり、ようやく春になりました。現在は昼のは20度越しになることもあります。真冬は「寒い、滑る、燃費が悪い」の3拍子そろったプリウスですが、ここにきてようやく燃費も少し伸びてきました。朝夕が寒いので、20km/lにはとどきませんが。真冬の15kmから19kmまで上がってきました。ノーマルタイヤに変えましたが、山が減っているので、新しいタイヤを注文しました。オイルも近日中に替えます。

○雪に弱いプリウス
寒さに弱いというのが、プリウスの弱点ですが、さらに雪に極めて弱いといえます。トラクション(空転防止)をオフにできないため、スタッドレスタイヤでも、雪にはまると脱出できなくなります。
プリウスは燃費をよくするため、タイヤが細く、空気圧も高めになっています。これが雪道や凍結路ではスリップしやすくなります。また、車高が低いため、20cm以上の積雪や雪だまりに入ると、腹をすってしまい、タイヤが空転してしまいます。普通の車はこの時、キューキューいってタイヤを空転させますが、プリウスはトラクションがきいて、タイヤが全く回らなくなります。
タイヤが空転すれば、後退したり、横に振ったりして脱出できるのですが、プリウスは全く動かない車になってしまいます。後は、雪をかくか、押すか、牽引するかしかありません。雪国では、プリウスは乗らない方がいいでしょう。乗る場合にはチェーンが必要かもしれません。
次はトラクションオフの車が必須と考えています。トヨタにはないですが。

○寒冷地ではただのガソリン車
今年の冬は松本市は陽が射しません。いつもの冬は、日中、車の中は陽射しで暖かくなるのですが、今年は寒くて手袋が必要なくらいです。暖房を入れると、プリウスはアイドリングストップをしなくなります。しかも、ガソリン車のアイドリングと違って、けっこう回転数を上げてエンジンが回ります。プリウスマニアが充電地獄と呼んでいる状態になります。こうなると燃費表示はぐんぐん下がります。ハイブリッドの意味がなくなり、あっというまに軽自動車以下になってしまいます。
運転席にシートヒーターがついたグレードもありますし、セラミックヒーターがついた寒冷地仕様車もありますが、根本的な解決にはなっていません。EVも含めてこれからのエコカーの課題といえます。

○プリウスの評判はガタ落ち
昔は、松本は寒いけれど雪国ではなかったんですが、ここ10年くらいは大雪になることが多くなり、車も四輪駆動が多くなっています。プリウスもけっこう多いですが、冬の評判はかなり悪いです。スタンドの店員さんによると、力がないし、燃費もよくないという声が多いそうです。寒さと雪と坂道に弱いプリウスは信州では無理かもしれません。

○次はプリウスは無い?
プリウスに乗ってから、これ以外の車は考えられないと思っていましたが、寒さと雪と坂道に極端に弱いことが分かってくると、少し考えてしまいます。残念ですが、次はプリウスは無いかもしれません。

○今年の冬は最悪の燃費
3月27日、今週になって比較的暖かい日が続いているため、プリウスの燃費が少し上がってきました。冬の間、14~15km/lだったのが、18km/lを越し始めました。例年3月に入るとアイドリングストップが始まり、燃費が上がり始めるのですが、今年は先日まで氷点下の連続でしたから、プリウスもエンジンを温めるのに精一杯だったようです。
大雪の時は、ノロノロ運転で、車が停止しないように、細い道では、脇の雪だまりに入らないように、細心の注意で運転し、疲れました。雪国では、やはりプリウスは止めた方がいいですね。

○6月に入り平均で25km/l(メーター)
市内のちょい乗り以外では、25km/lを越すようになりました。場所によっては、30km/l近くなります。30度近い気温では、プリウスならではの驚異的な数字が出ます。ただし、これ以上の気温になるとエアコンが必要になるので、今が一番といえます。プリウスはフロントガラスが大きいので、暑さはとても我慢できません。

○暖かくなって燃費が向上
・プリウスの暖機運転
20度を越すとプリウスの燃費が向上してきます。その理由は暖気運転が短くなるからです。プリウスはキースイッチを入れると、必ず暖気運転を始めます。冷却水と触媒が一定の温度になるまで、エンジンは止まりません。
一旦停車してスイッチを切ると、停車時間が例え5分間であっても、エンジンが温まっていても、スタート時は必ず暖気運転を開始します。暖気運転は最短で1分間です。冬の零下の気温ではそれは数分間続きます。気温が20度を越すとそれが1分間になります。これがデフォルトです。
・プリウスのちょい乗り
カタログ燃費はこの暖気運転が済んだ状態で計っています。ところが一般的な車の使い方は、あそこへ行って何々をし、こっちの店で何々を買い……といった乗り方をします。その度にプリウスは最低1分間の暖気運転をおこないます。これがプリウスの燃費を一気に下げます。買ったばかりのユーザーは暖気運転のことをを知らないため、プリウスのカタログ燃費は詐欺だ、誇大広告だという騒ぎになります。価格コムの掲示板にはこの手の書き込みがたくさんあります。答えは「ちょい乗り」では、プリウスの燃費はカタログ燃費とはほど遠い結果になるということです。
・暖気運転の落とし穴
それじゃスイッチを入れてすぐスタートし、暖気運転をしたまま走ればいいと考えます。普通の車だとこれでもいいのですが、プリウスはこの状態でアクセルを踏み込むとバッテリーが一気に無くなります。暖気運転中(1分間)のプリウスは、エンジンのパワーを熱に変えることだけに集中し、発電を一切おこないません。つまりこの間はモーターだけで走っていることになります。それを知らずにアクセルを踏みバッテリーを使いきってしまうと、今度はバッテリーを十分に(60%位まで)充電するためにエンジンが高速で回り始めます。こうなると、信号で止まっても、アイドリングストップもしなくなります。もはや燃費どころではなくなります。プリウスマニアはこれを充電地獄と呼んでいます。
……つづく。

○プリウスマニアの資格
長距離では30km/lを越さないとプリウスオーナーとして一人前ではないそうです。40km/lを越すとマニアとして認められるようです。満タンで1000マイル、1600kmというのが、プリウスエコランのステータスといわれています。

Comments are closed.