投信入門 – 2016-2 分割購入でリスク軽減

年金、株?で5兆円損失 8/29

GPIFが今年4~6月の年金運用が約5兆円の損失と発表しました。様々な意見があるようですが、「EU離脱が予測できなかった」ということが理由の一つともいっていました。下にも書いたように、今年に入ってから日本株は何回も同じくらいの急落を繰り返しています。これだけ下がるのを見ていると、自分のような初心者でも仕組みや原因が分かってきます。「EU離脱が予測できなかった」というのは5兆円損失の理由にはならないでしょう。「投票の一週間前、何割かを手放した」というファンドの記事も見ました。予測するのではなく、リスクを管理するのがファンドの仕事だと思います。リスクを管理ができなければ、株式、特に日本株での運用は避けた方がいいと思います。

分割購入でリスク軽減 8/22

しばらくぶりに投信を買いました。「先進国の社債の投信」で、購入後売ることはできるけれど、買うことはできないという貯蓄のような投信です。次は「バランス型投信」と前記の「荒れる日本株投信」の購入を予定しています。いずれも一括でなく、数ヶ月に分割して買おうと考えています。分割だと前回のように急落した時、買い足すことがでますし、上がった時に買わないでおくこともできるからです。「日本株投信」を一括購入することには、ギャンブルの危うさがありますから。「荒れる日本株」の原因も少しは分かりましたから、リスクの減らし方を研究しようかと思っています。

日本株爆買いで、日銀が筆頭株主に 8/15

7月の末に、日銀がETF(上場投信)年間買い入れを3.3兆円から6兆円に増額すると発表しました。これでEU離脱やアベノミクスの終了で急落し、荒れている日本株も少しは落ち着くかもしれないという期待もあります。しかしこの日銀の日本株の爆買いで、すでにヤマハは日銀が筆頭株主になり、年内にはセコムやカシオも筆頭株主になるという現象が起きています。
マイナス金利で、預金を消費と投資に回そうとして失敗し、アベノミクスも外国に見放されて株価が低迷している。そこに日銀の株の爆買いというのは、どうなのでしょうか。例によってまた外国ヘッジファンドの餌食にされそうな気もします。

与党勝利で株が上がる? 6/12

昨日から日本の株価が1000円近く上がっています。EU離脱で下がった分を少し戻したという感じですか。理由は与党勝利ということのようですが、だから何だという感じです。次のアベノミクスに期待している人がいるとは思えません。何故か円も値下がりしています、外国ヘッジファンドの仕掛けであることはは間違いないでしょう。EU離脱や参議院選はヘッジファンドの格好の「草刈りイベント」のようです。

Brexitとブラックフライデー

経済関係のニュースにBrexitという言葉がよく出てきます。英国EU離脱のことのようですが、Googleで検索してみました。なんとBritish-Exitの造語だそうです。ということは造語になるほど長年いわれてきたことなのでしょう。それがこれだけ世界中を混乱させるということは、だれも本当に離脱になるとは思っていなかったということです。当の英国も大混乱のようです。
6月24日はブラックフライデーとして後世の教科書に残る日になるかもしれないという評論家もいます。

アベノミクス(円安、株高)の終焉 6/24

英国EU離脱で円が急騰、株価大暴落となりました。これはアベノミクス(円安、株高)の終焉のようです。アベノミクスは一部大企業には多大な利益をもたらしましたが、最終的にはマイナス金利という負の遺産を残して、終わりとなります。それでは次の参議院選では民進党かというと、そういう選択はないようです。経済学者やエリート官僚ではなく「一般家庭の消費や老後の不安」が理解できるような人たちによる、経済政策が必要とされているのでしょう。

英国EU離脱、株価大暴落 6/24

今朝から英国EU離脱国民投票の開票が注目されています。やはりEU離脱による株価暴落、景気悪化が気になります。離脱すると英国ポンドが急落し円が急騰します。するとアベノミクスの逆で、輸出関連企業の収益が悪化し、株価が急落するということになります。
株価は一般の生活には関係ないような気がしますが、マイナス金利の今の時代、年金の運用等が、ほとんどそちらに回っています。わたし達のしらない間に、わたし達のお金が株式に回っているわけです。阿部内閣は「株価連動内閣」ともいわれています。
結局EU離脱が決まり、円は一時99円まで急騰し、日経平均は1割近い1300円急落し、14900円になりました。

・不安定な日本株 5/11

連休の日本株急落は毎年のことだそうです。それにしても、今年は1、2月の暴落、4月始めの急落、そして連休の急落ともう3回も下げを繰り返しています。全て外国投機筋(ヘッジファンド)の仕業らしいのですが、日本の投資家はそれに抵抗することはできないようです。これが日本株の一番の不安定要素のようです。
アベノミクスで株価が上がったのも、日本の投資家や年金というより、外国投機筋がアベノミクスに乗ったというのが、本当のところのようです。つまり今は、投機筋がアベノミクスに見切りをつけたということなのでしょう。日本の株価や円相場は外国投機筋次第ということになれば、景気も企業の業績も参考になりません。個人投資家は日本株は避けて通った方がいいような気がします。

・日本株式 また暴落

先週末の日銀発表(追加緩和なし)に伴い、円高が急進し、株価が暴落しています。今日もさらに下げています。1、2月の暴落、4月始めの急落、そして今回、日本株は何回暴落すればいいのか、ひどい状態になっています。
3月に日本株の投信を買ったことを大変後悔しています。4月の急落から何回も損を覚悟で売りたいと考えていましたが、あまりに乱高下がひどく、タイミングを逃してしまいました。リーマンショック時に投資していた人もこんな思いをしたのでしょう。
アベノミクスの終焉が思ったより早かったということです。日本株に関しては完全な失敗でした。

・日本株式 急落、急騰 4/19

4月に入ってから日経平均株価が乱高下しています。同時進行で円が乱高下しています。
昨日18日も500円下がり、今日は500円上がっています。中東の原油安、中国の景気後退、日本の災害、そういう不安材料が一番影響を受けるのが日本株だそうです。それが外国投機筋(ヘッジファンド)の格好の餌食になっているようです。

・投信のリスクも変化する

そう考えると、日本株の投信はかなりリスクの高い投信だということができます。先進国株や新興国株に比較すると、リスクは小さいといわれていましたが、実際はそうではないということです。
おそらく、投資信託の理論も変化しているのでしょう。今までの考え方だけで投信をやるのは、やめたほうがいいと思います。情報を集め、なるべく正確に分析して、自分の考え方を決めてゆくしかありません。その中で、銀行の営業の話も参考にしていくことが大事でしょう。

・4本目の投信を買いました 3/31

年末に投信デビューをして、先月3本目を買い、昨日4本目を買ってきました。内容は1、2回が日本債権、3回目が日本株式、今回が先進国債券になります。

・分散投資
投信はリスク回避のため、種類を分散した方がいいといわれます。これで一応3種類に分散したことになると思います。しかし、先日のマイナス金利以来、日本の債権はその動向が全くわからなくなっています。また、先進国の債権もヨーロッパはマイナス金利、米国は金利引き上げで、それぞれ不透明さが増しています。投資評論家も銀行の担当者も皆、債権は買っても利益が確保できないといっています。それでもあえて買うことにしました。誰もがわからない時代に入って、やはり自分で経験してみないことには、今後継続していく時の判断ができないからです。

・意味が分からない日本株価の上下動
現在、米国のNYダウはゆっくり上昇していますが、日経平均株価が毎日上下しています。つまり株価の上下は企業の実績や経済、景気の動向とは関係なく動いているということです。これは投資ではなく、投機といった方がいいと思います。今日は円安だから株価が上がり、翌日は円高で下がるといったぐあいです。
マイナス金利の混乱もあって1、2月は株価が暴落しましたが、日本の経済は「マイナス金利」や「株価暴落」するほど悪くはないという意見も多くあります。この二つのネガティブ要因もいずれ正常にもどるだろうと思われます。

・株式投信も上下
マイナス金利で債権投信が混乱状態になったため、前回は仕方なく日本株式の投信を買いました。高配当銘柄投資の年4回の分配型です。日本株式ですので、日経平均株価には影響を受け、日経平均ほどではないですが、基準価格は毎日上下しています。
投信の価格はその日の夜、組み込まれている株式、債券の価格から計算されます。買うのは価格が決まった翌日になりますから、買値は誰にも分からないことになります。オンライントレードでも結果は同じだと思います。つまり、投信はリアルタイムに売ったり買ったりするものではないということです。中、長期で経済、金融状況を考えて、投信は購入するべきだともいえるでしょう。

・インデックス型投信
また投信(ETF上場投信)は、日銀が株式を購入するのにも使用している、ちゃんとしたものでもあります。日銀が購入する投信はインデックス型といわれ、日経平均やJPXにほぼ連動するように数百の銘柄で構成されているものです。これをどう利用するかは別にして、このように個人ではできない投資ができるのも投信の魅力の一つといえるでしょう。

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