投信入門 – 2017 国債から外国債に移す

国債から外国債に移す 12/末

日経平均は22900円の辺を上下しています。
今年1月から購入している日経インデックス投信は、株価の高騰で、最終的に10%位の利益になりました。
その他の日本国債、バランス型はほとんど損益なしでした。
この国債とバランス型は、マイナス金利のため、資金が国債投資から離れてしまったかったからだと思います。株式に較べて安定型といわれていた国債ですが、今や、その役割を果たすことができなくなっています。
その割りに、国はNISAやiDecoで、投信を勧めています。株を買えということでしょうか。何かおかしな感じがします。
しかし株価は、米国株高に引っ張られて、今やバブル状態になっています。素人はあまり手を出さない方がいいでしょう。
株式投信と較べて、騰落がほとんどなかった国債とバランス投信を、今回全て解約しました。
その代わりに、外国債券と外国債券バランス型の投信を購入しました。
すぐに下がっても心配ない購入金額ですので、今後(来年)これらの動きをみていこうと考えています。
今年はこれで終了です。どれも赤字なしですみました。

預貯金は、861兆円

企業の内部留保は、過去最高406兆円と財務省が公表した。
また、現在の預貯金は、861兆円あるといわれ、マイナス金利や少子高齢化の不安で、世の中に回らず、貯めこまれている。
これを、マイナス金利やゼロ金利をやめて、仮に1%に利子にすると、9兆円が利子所得になる。米国の国債利回りのように、2.4%なら、20兆円になる。
25%が税金だから、当然それだけ税収も増える。残りは当然消費にも回る可能性は大きい。
企業の内部留保406兆円も同様と思われる。将来の不安が、お金を使わせないでいる。
マイナス金利などの北風では、逆に不安をあおり、預貯金をはがすことは、できないようだ。
NISAなどの投資信託も、預貯金と違って元本割れの心配があり、預貯金の代わりにはなれない。
今のところ、将来の不安は解消されそうもない。

ミサイル円高とドル建て投信

北朝鮮のミサイル通過で、円高が進み、株価が急落しています。
市場には「リスク時の円高」というのがあるらしくて、ドルが売られ、円が買われるようです。
それじゃ、日本に実際、着弾したらどうなるか。円も株価も暴落するのは当然です。
つまり、リスク時の円高というのは、為替や株価を操作するときの合言葉であって、実際の問題とは全く関係のないゲームのようなもののようです。
いずれにしろ、ドル安(円高)が明確になったので、ドル建て投信を追加購入しました。参考までに、前回購入時は110円台でした。今回は108円台になっています。

外貨預金VSドル建て投信

先日勧められた「ドル建て投信」を、少額(すぐに下がってもいい金額)分購入しました。
理由は、外貨預金より割安ということ、騰落が「ドル/円相場」とほぼ連動していて分かりやすいことです。
外貨預金は、手数料が1ドルあたり片道1円かかり、往復で2円になります。現在110円くらいですから、約2%が手数料になります。これに対し、今回購入した「ドル建て投信」は、ノーロードといわれるもので、手数料が0円です。
価格の騰落は、ドル/円相場と連動しますので、外貨預金の騰落と同じと考えられますので、手数料分お得かなと思います。
実際、購入後ここ数日ドル安(円高)が進んでいますので、購入してから1%近く下がっています。さらに下がれば、追加購入も考えられます。
現在の基準価格が7000円(投信の基本は10000円)と低いのが気になりましたが、ノーロードという手数料0円のため、運用中の信託報酬の分が値下がりの原因のようです。特に問題はないと思われます。
しばらく運用してから、続けるかどうかを決めようと思っています。
 

ドル建て投信を勧められる
先日、「ドル建て投信」の件で、銀行にいってきました。
銀行では、現在の日本の金融情勢からみて、預金の一部を「外貨預金」または「ドル建て投信」にするように、勧めています。マイナス金利やインフレ対策です。

 
 

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